昨年春のカンヌ国際映画祭でタランティーノが有言実行の「イングロリアス・バスターズ」出品を果たす。現地ではその破天荒な内容に賛否両論だったが、作品のキーパーソンとも言えるナチの将校役を演じたクリストフ・ヴァルツに対する評価は一様に高かった。結果、ヴァルツは最優秀男優賞を受賞し、カンヌの話題をさらったのだ。
それから数ヶ月後、全米公開を迎えた「イングロリアス・バスターズ」は、批評家からも映画ファンからも熱狂的な支持をもって迎えられることになる。ヴァイルツに対する賛辞もカンヌ以上の熱烈ぶり。オスカー候補当確という評価はいつしかオスカー受賞確実という評価に変わっていた。
実際、前哨戦ではほぼ全ての賞を総ナメにし、他候補者に全く付け入る隙を与えない完勝。オスカーナイトで、この無名の外国人男優が一夜にしてスターダムを駆け上がるシーンはすでに確定している。
紛れがあるとすれば、逆転の可能性を残すのは大ベテラン、クリストファー・プラマーか。もともとこの部門は老優に優しく、御年82歳で初ノミネートを果たしたプラマーが票を集める可能性はある。どこの馬の骨ともわからぬポッと出の外国人より、長年ハリウッドに貢献してきたミスター・バイプレイヤーに一票...という心情が働いたとしても不思議はない。
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◎ クリストフ・ヴァルツ(イングロリアス・バスターズ)
オスカー実績
ノミネート0回・受賞0回
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ウディ・ハレルソン(The Messenger)
オスカー実績
ノミネート1回・受賞0回
1996年 ラリー・フリント(主演男優賞候補)
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スタンリー・トゥッチ(ラブリーボーン)
オスカー実績
ノミネート0回・受賞0回
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○ クリストファー・プラマー(The Last Station)
オスカー実績
ノミネート0回・受賞0回
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マット・デイモン(インビクタス 負けざる者たち)
オスカー実績
ノミネート0回・受賞0回
1997年 グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(主演男優賞候補)
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